ダイワボウグループは、社会に広く関わる複数の領域で事業を展開しています。
ダイワ“ボウ”という名前のとおり、糸をつむぐ紡績業を主体として発祥した会社です。
1941年に設立して以来、大きく社会・経済の構造が変化し、
またさまざまな分野で技術革新が進展する中で、新しい分野に積極的に進出。
事業の変革に果断に挑戦し、経営基盤を強化してきました。
とりわけ、1982年に創業し、
社員わずか10名でスタートさせた「ダイワボウ情報システム」は、
当時急速に普及拡大するPCの販売に特化するとともに、IT関連商品を幅広く取扱うことで、
いまや日本を代表するIT関連の専門商社となりました。
現在のダイワボウグループは、
ダイワボウ情報システムを主体とした「ITインフラ流通事業」と、
大和紡績が統括する「繊維事業」、
オーエム製作所グループの「産業機械事業」の3つをコア事業として、それぞれの事業で強みを発揮。
特にダイワボウ情報システムを中心に業績を拡大し、存在感を確固たるものとしています。
これは、ダイワボウグループの存在意義を表すメッセージです。
ダイワボウグループは、いわゆるBtoBのビジネスモデルがベースとなっています。
それゆえに、表に出る機会は多くはありませんが、
私たちが日常生活をあたりまえに送ることができるよう、
また関連する企業や業界がともにWin-Winの関係になれるよう、必要なものを供給し、
社会と社会をつなぐうえでなくてはならない存在であると自負しています。
ダイワボウグループのそれぞれの事業の強みは、大きく次の3つにあります。
いずれも日常の暮らしやビジネスの「あたりまえ」を支えることに貢献しています。
ITインフラ流通事業では、
独立系マルチベンダーという特色を活かして、世界中のメーカーをターゲットに仕入れ網を拡大。
PCなどの端末だけでなくITを活用した商品やサービスの販売など、
顧客のさまざまなニーズに応えることのできるソリューション提案を行っています。
その結果、業績も毎年拡大し、マーケットシェアも国内最大級といわれるまでに大幅に拡大しています。
繊維事業では、
衣料品から派生し、繊維素材の持つ機能の無限の可能性に着目し、
私たちが日常的に使う、紙おむつやフェイスマスク・制汗シートなどの生活用品や産業用の清浄フィルターなど、
社会に広く必要とされる分野に展開しています。
その過程では技術開発、製品開発に不断の努力を積み重ね、
その技術力の高さが社会的に評価されています。
産業機械事業では、
航空機やロケットのエンジン部品などの加工に用いる立旋盤(たてせんばん)という工作機械において、
独自の高い技術力を評価され、中・大型サイズでは国内シェアNo.1の実績を誇っています。
また新幹線をはじめとする電車の車輪のメンテナンスに用いる車輪旋盤でも高いシェアを獲得。
これら公共交通機関からの評価の高さも、確かな技術力の証明になっていると考えています。
このような強みをベースに、ダイワボウグループが目指しているのは、
将来にわたって長く安心で安全な会社として発展していくことです。
そのためには、社会全体にとって必要とされる、会社としてのあり方や、
事業内容の充実が必要だと考えています。
ITインフラ流通事業では、サブスクリプションビジネスや学校教育の情報化など、
新しい仕組みや成長が見込める事業領域にいち早く取り組み、
専門商社としての役割と存在感をさらに強化していくことで、
顧客の高い満足度を得られるよう努めていきます。
また、繊維事業・産業機械事業では、より一層技術革新に努め、
高い技術力をもとに、必要な商品を開発し、供給するとともに、
その前提として常に、安心して暮らせる社会のために、
「環境」「安全」をキーワードとした会社全体の取り組みを進めていきます。
ダイワボウグループの価値は、なかなか目には見えませんが、
人と人の間、ビジネスとビジネスの間に確かに存在しており、
将来に向けた事業拡大により、さらなる価値向上の実現に向け前進していきます。
そのための最大の原動力は、社員のチカラです。
自らの役割を前向きに捉えて、果敢にチャレンジできる方に入社していただきたいと考えています。
ダイワボウグループは社員の成長と一体感の醸成を何よりも大切にしています。
教育、福利厚生の充実に加え、仕事面での環境改善など、いろいろな側面から、
一体となって会社の発展と社員自身の幸せな未来を築くことができるよう進化していきます。
皆さんには、ダイワボウグループをよく知っていただき、是非とも興味を持っていただきたいと思います。
そして、ともに会社の未来を築ける仲間となってくれることを、心から願っています。